災害心理研究所 The Center for Psychological Studies of Disaster

福島の母たち・若者たちの心からの声を発信するプロジェクト

私は福島大学に入学するまで

ペンネーム とら
原発事故当時に居住していた市町村 新潟県十日町市
避難について 特になし
家族構成 祖父、祖母、父、母、兄、妹、弟、弟
年齢 20歳代


 私は福島大学に入学するまで新潟に住んでいたので、東日本大震災での直接的な被害というのは受けませんでした。しかし、震災の瞬間は揺れも大きく長く、怖い思いをした記憶があります。東日本大震災ではないのですが、自分自身、平成16年の新潟県中越沖地震を経験しており、避難所も人で溢れて車中泊をしながら何日も家に帰れず、とても辛い思いをしたのを子どもながらに覚えています。。実家も地震による被害を受け、復旧にも時間がかかりました。東日本大震災では二次的な被害も多く、被災された方々の傷というのはそれとは比べ物にならないと思っています。福島という地に来たことも一つの縁だと思うので、福島の復興の現状、被災を踏まえての福島の魅力というのを、地元や福島を知らない人たちに伝えていけたらいいなと考えています。

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